城南宮・曲水の宴
歌人は、この場で初めて歌題を知らされます。

歌人が庭の小川に沿って座ると、舞楽「桃李花若紫」の舞が宴に華を添えます。

舞が終わると、盃を乗せた羽觴(うしょう)が小川に流され、
歌人は、一杯めの盃をやりすごし、歌を詠みます。

この牛若丸のような少年(童子)は、小川の途中でひっかかって流れなくなった羽觴を、
棒でつついてちゃんと流れて行くように補助したり、
歌人のお手伝いをしたりする役目。とてもかわいいです。

歌人全員が短冊に歌をしたため、盃を飲み干したら、
童子が短冊を歌人から預かって朗詠者に渡します。
そして、朗詠者が歌を披露します。
…っがなんとびっくり、私はこういう行事は初めて見たのですが、
歌の披露は、この数人の朗詠者の方全員でのコーラスなんですね。
それがまた、抑揚もぴったり息があっていて、
すばらしい歌になっているんです。ちょっと感動でした。

他のお庭では、ツツジがきれいに咲いていました。

この赤いツツジは、キリシマツツジともちょっとちがう、
もっと深紅なツツジ。

藤もきれいに咲いていました。

城南宮
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コメントの投稿
この曲水の宴ですが、一回見て見たいと思いつつ、なかなか見に行けません。
この時期は、花も盛りで美しく、雅な雰囲気なんでしょうねぇ~ウットリ。。。
ええもん見せてもらいましたw
よりりんさん
そちらの方が近いのに見逃してしまったので、
伏見まで足をのばしてみました。
良い席は、数時間前から行かないと座れないようで、
私は結構ぎりぎりに行ったので、人垣の後ろから覗く感じでした。(^_^;)
この日は、とてもお天気が良く、いろいろな花も咲いていて、とても華やかでしたよ。(^^)
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